”もっと水を飲んだ方がいい”と感じたことはありませんか?重要なことは理解しつつも水分摂取が不足しがちな人は結構多いものです。自分の水分摂取量が標準に満たないことはわかっていても水を飲まない理由としては”定期的に水を飲む習慣がない”や”水が好きじゃない”というものがありますが、実際は摂取量を増やす方法を知らない場合も多いとおもいます。楽しくモチベーションにつながる水分摂取がのヒントをあらためてご説明しましょう。

水を十分に飲むことが重要な理由
水分は人体の大部分を占めており、体重の約60~70%は水分によるものです。また体液は驚くほど多くの重要な役割を担っています。食べ物を適切に消化し細胞に栄養を届けつつ不要な物質を取り除くためにも水を十分に飲む必要があります。水分が足りないと体温を調節することも困難になります。関節はスムーズに動きにくくなり、筋肉もより早く疲労します。全ての細胞、組織、臓器が正常に機能するためには水分が必要です。

水をもっと飲むための7つのヒント

視覚を活用する
飲む水の量を実際に目で見て1日を通して状況を確認すると目標の達成に役立ちます。その日に飲む予定の量をピッチャーなどに入れ、キッチンカウンターや職場のデスクに置いておきましょう。視界に入れることで飲むことを忘れにくくになり、量が減っていくのがわかるとモチベーションも保ちやすくなります。

冷やす
冷水は常温の水よりもたいてい爽やかに感じるものです。冷凍庫で凍らせたペットボトルの水を日中持ち歩くのも一つの手です。数時間は冷たい状態が保てますので常温よりも飲みやすく感じられることでしょう。

朝起きたら飲む
英語で口臭のことを”Morning mouth(朝の口)”と言うことがあるように睡眠明けの朝は自然と口が乾燥して、そのために口臭がきつく感じられます。朝起きたら他のことをする前にまずはうがいをしてからコップ1杯の水を飲みましょう。

ストローを使う
ストローを使って飲むのも一つの手です。その方が飲みやすいという人もいれば、すすった方が一口分の量が増えるという人もいます。実際の理由はわかりませんが、ストローを使うと普段より水を多く飲めるという人は多いです。

風味をつける
輪切りのレモンやライム、キュウリ、ベリー類、ミント、生姜などを水に加えてみましょう。見た目も涼やかに演出できますし爽やかな味わいも添えられます。

食べ物として捉える
水を前菜として捉えコップ1杯の水で食事を始めましょう。1日の水分摂取量を増やせるだけでなく食欲を抑えるのにも少し役立つかもしれません。

記録をつける
カロリー摂取の記録をつけるのと同じように、飲む水の量の記録をつけるのは効果的です。スマホ用のアプリなど、飲むことのリマインダーを設定できたり、進捗を記録できたり、中には目標を達成したら褒めてくれるものもあります。

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スーザン・ボワーマン
ハーバライフの栄養トレーニングのディレクター。管理栄養士であり、スポーツ栄養学を専門とした有資格者。