自宅でできるワークアウト
日付:
2022年8月9日
運動は食事や睡眠と同様に健康状態に影響を与える要素です。体を動かすと体内で放出されるエンドルフィンはハッピーホルモンともいわれ、気分を上げたりストレスや不安のレベルを下げるのに役立ちます。定期的な運動は、心臓の健康、骨密度、関節の可動性、認知機能、気分、代謝機能などの改善をサポートします。
日常的に運動することは、健康を維持し一般的な病気と闘う力に良い影響を与える場合もあり免疫学的に有益であると示す研究もあります。他にも運動による体温の一時的な上昇が特定の細菌の増殖を阻害し得ることや、運動のストレス解消効果が精神的な健康を保つのに役立つとする研究結果もあります。自分の体調を見ながら毎日の運動習慣、栄養、そして十分な休息のバランスを取ることは、肉体的にも精神的にも良い結果をもたらすでしょう。
以下のエクササイズは特殊な器具もいらず最小限のスペースでできます。それぞれ10〜12回を1セットとして、合計4セット行いましょう。(所要時間:約20分)
①上腕三頭筋の強化
- 脚を伸ばし膝を軽く曲げて床に座ります。
- 体の後ろに手を置き指を体に向けます。
- お尻を持ち上げ、腕と脚で体を支えます。
- お尻が床に触れるまで肘を曲げ、また元のポーズに戻します。(さらに負荷をかけたい場合は、片脚を持ち上げ、逆側の手で足にタッチします。)
②腕立て伏せ
- 手を肩幅に開き床につけてうつ伏せになります。
- 足首を立て腕を使って体を起こします。頭からかかとまで直線となるよう、体幹に力を入れて腰が落ちないようにしてください。
- 肘を少し曲げて胸を床に向けて下げ、また元のポーズに戻します。
③腕と脚のクランチ&バランス
- 四つん這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます。
- 背中を平らにキープしながら、右腕を前に左脚を後ろに伸ばします。
- 左膝を曲げると同時に右肘を曲げてタッチし、また元のポーズに戻します。
- 片側10回行ったら、逆側の脚と腕に切り替えます。
④スクワット
- 脚を肩幅よりも少し広めに開き、膝は前に出ないように足首の真上にキープします。
- 腕を地面と平行になるように伸ばし手のひらを下に向けます。
- 椅子に座るつもりで腰を落とします。視線は前に向け、背中を曲げないようにしてください。(膝よりも下の位置まで腰を落とすのがベストです。)
- 体幹に力を入れ、かかとに重心を置いて元のポーズに戻します。
⑤ランジ&ニーアップ
- 胸を張り、あごを上げ、腹筋に力を入れた状態で、左足を後ろに大きく引きます。
- 左膝が床につくようにまっすぐ腰を落とします。
- 左足を前に戻しながらそのまま膝を持ち上げて1秒間キープし、元のポーズに戻します。
- 逆側の足に切り替えます。
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サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。
サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。