エクササイズのスランプに陥ったことはありませんか?ワークアウトをしようという意気込みはあるのに、何もせず1日が終わり気がつくと1週間が過ぎていたり、いつの間にかエクササイズの量が減っていたり全くやらなくなってしまっていたり、そんな経験はないでしょうか?

ジムに行く気になれない日は誰にでもあることです。ですが、休むのが癖になってしまうとそれだけ定期的なエクササイズの習慣も崩れやすくなります。何もエクササイズをしないよりは少しでもする方がいいというのは事実ですが、定期的なフィットネスルーティンがあった方がアクティブでヘルシーなライフスタイルは築きやすくなります。

理由は何であれエクササイズをやめてしまった場合は、これからご紹介する4つのヒントでモチベーションを取り戻しましょう。

エクササイズを再開するためのヒント
  • エクササイズをやめる前と同じ体型にすぐに戻れると思わないように気をつけましょう。筋肉を継続的に使わず、筋力やスタミナを鍛え続けていなければフィットネスレベルは当然下がります。焦らず今の自分のフィットネスレベルに合ったエクササイズから始めるようにしましょう。
  • まずは1日20分~30分のエクササイズを目標に始め、無理のない強度のワークアウトを行いましょう。慣れてきたらエクササイズの時間を1日10分ずつ増やしたり、ワークアウトの強度を上げていきましょう。
  • 筋力トレーニングではまずは自重を使い内容に焦点を当てましょう。週を追うごとに約1~2kgの負荷を加え、10を自分の限界として7または8程度の強度まで上げていきましょう。
  • インターバルトレーニングを取り入れましょう。休憩時間が含まれているため、ゆっくりとしたペースで行うことができます。最初はワークアウトの時間よりも休憩時間を長く取り、次に50%ワークアウト/50%休憩にし、少しずつワークアウトの時間を長くしていきましょう。
エクササイズレベルは様々な理由で下がってしまうものです。怪我やワークアウトのしすぎが原因となる場合もあれば、ライフワークバランスの乱れや単にフィットネスルーティンの一部の苦手要素が原因となる場合もあります。

エクササイズのスランプから抜け出そう
エクササイズの習慣がなくなってしまったのなら今日からまた始めればいいのです。ただ大事なのは自分の体のペースに合わせることです。これは怪我を防ぐためにも、エクササイズを痛みと関連付けないためにも大事なことです。全くエクササイズをしていない状態からいきなり数日きついエクササイズを行い、筋肉痛が嫌でまたすぐにエクササイズのスランプに戻ってしまった人をこれまで何度も見てきました。スランプに陥らないためにも、急に熱心にエクササイズをしすぎないように気をつけてください。

体を鍛えればよりポジティブな思考になれるのは確かですが、エクササイズのスランプから抜け出すのには時間がかかるということも忘れないでください。無理なく楽しめる方法で始めることで、その先フィットネスルーティンをやめたくなる可能性も低くなるでしょう。

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サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。