身体を引き締めたいあなたに –「ABC×3」プログラム –
日付:
2023年2月28日

身体を引き締めたいという気持ちとは裏腹に、気づいたら何日も何週間も運動していないという経験はありませんか?毎日忙しく過ごしているとついつい運動の優先順位は下がりがちです。 このプログラムはよく目にするような「○○トレーニングを何分、その後また別の○○トレーニングを何分…」といった内容ではありません。本気で身体を引き締めたいけど、何から始めたらいいかわからず、運動するのは気が重いと思っている人向けのヒントで構成されています。
「ABC×3」プログラム
私も自分の体型があまり好きではない時期がありました。スタミナも筋力も柔軟性もなく、理想の体型からは程遠く、自信もなくしていました。また4人の子どもたちといつも仕事で家にいない夫を持っていたこともあり、運動をしていた以前の生活に戻すのは現実的に難しい状況でもありました。そんな生活を送る中で私はこのプログラムを実行し元の体型を取り戻すことができました。あなたもきっと自信とエネルギーを取り戻し、理想の体型を手に入れることができるでしょう。
3つのA
- 行動(Action)
フィットネスやエクササイズはハードルが高いので、まずはアクティブに身体を動かすことを意識しましょう。あまり無理をせずに、シンプルなストレッチや近所の散歩など毎日何かしらアクティブに行動するところから始めて下さい。 - 分析 (Analyze)
自分のスケジュールを確認しアクティブに動ける時間を見つけましょう。ジムに行って、着替えて、運動して、また着替えて帰ってくる時間の余裕がなくても、朝食前に1分、仕事後に2分、その程度なら作れますよね?最初からハイペースで山登りを始める人がいないように、最初は数分のストレッチから始めてみてください。 - 責任 (Accountability)
何か運動をしないといけないことは自分で十分わかっていると思います。朝食前にストレッチができた日はそれをメモしておきましょう。少しの距離でもウォーキングができた日はそれもメモしておきましょう。自分の行動に責任を持つことで目標を達成しやすくなりますし、数日続けることで少しずつ時間を作れるようになるでしょう。
3つのB
- 深呼吸 (Breathe)
私の場合はとにかく忙しくストレスが多いライフスタイルで、なかなか身体を動かす時間が取れませんでした。そこから学んだことは一息つく時間を作ることが大切ということです。今これを読んでいる間にも深呼吸をして胸が広がるのを感じ、ゆっくりと息を吐いてみましょう。肺から全ての空気を押し出すイメージが大切です。マインドフルな呼吸法を取り入れることで集中できるようになるので、いつもの習慣と合わせて深呼吸しリラックスする時間を取りましょう。コーヒーを淹れる時間や、植物に水をあげる間に深呼吸するのもいいですし、私は子供たちを学校まで送り届けたあと、車を出す前にこの深呼吸の時間を作るようにしていました。 - 休憩 (Break)
休む時間を作りましょう。私たちは皆忙しい日々を送っていて、とにかく時間がないと感じているかもしれません。でも本当に5分間の休憩時間も取れませんか?休憩を挟んだ方が効率アップすることは事実です。休憩をとって部屋の端から端まで歩くだけでもまた集中力を取り戻すことができます。もしこの時間を作ることができたら一歩前進です。 - バランス (Balance)
新しいアクティビティは日々やらないといけない用事とうまくバランスを取ることで続けやすくなります。自分のライフスタイルに合ったバランスを見つけましょう。いつもの生活よりもアクティブに動くことは必要ですが、続けられないほどのやり過ぎには注意です。頂上に辿り着くためには自分のペースを保つことが大切です。
3つのC
- 変化 (Change)
変化はあなたが作るものです。願うだけなら誰でもできますが、実際に行動に移せるのはあなただけです。あなたが最初のステップを踏み出さないと何も始まりません。何も行動できずに一日が過ぎたとしたら前進できていません。毎日自分と向き合いましょう。 - コミュニティ (Community)
周囲の人たちに助けてもらいましょう。身体を引き締めたい人はきっとあなただけではないはずです。周りの人にあなたの目標を話し励ましてもらいましょう。一人じゃなければフィットネスの山を登ることはとても楽になります。 - コミット (Commit)
アクションを起こすことにコミットしないのなら、このABCはどれもうまくいかないでしょう。始めようと思った気持ちを忘れずに、毎日腕のストレッチをしたり、深呼吸をしたり、何らかの形で身体を動かしましょう。モチベーションを上げることができたら身体が喜んでいるのを全身で感じて下さい。
毎日一歩ずつ前進しましょう。そう遠くないうちにどれだけ前進したかを実感できる日が来るはずです。
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サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。
サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。