このタバタトレーニング(TABATA Training)は強度を上げた状態で短時間で行うため、忙しいスケジュールで生活をしている人にはぴったりのトレーニングで、多くの人がハマるのは、最小限の時間で最大限のトレーニング効果を得ることができるためです。

タバタトレーニングは強度の高いインターバルトレーニング(HIIT)を1セットとしたトレーニングで、20秒間身体を動かしその後10秒間のインターバルを挟むのを繰り返し計8セット行います。基本的な内容は4つの動きから構成されていますので、トレーニング時間は計4分程度です。強度が高いとはいえ4分間を物足りなく感じる場合はタバタトレーニングを3~4個組み合わせ、インターバルを挟みながらトレーニング時間を計20分程度にしても良いでしょう。体幹、脚、上半身、有酸素運動を全て組み込んだ究極のボディチャレンジトレーニングにすることもできます。

ご注意いただきたい点として、タバタトレーニングは強度の高いトレーニングですので初心者にはおすすめしません。習慣的にトレーニングを行っている中級者や上級者で怪我などをしていない人向けのトレーニングです。元々1セッションで1セット行うために考えられたものですが、私のお気に入りの脚とヒップにフォーカスしたトレーニングをご紹介しましょう。

脚とヒップに効くタバタトレーニング
  • エクササイズ1―スクワット(20秒間)
  • インターバル―休憩(10秒間)
  • エクササイズ2―右脚 リバースランジからニードライブ(20秒間)
  • インターバル―休憩(10秒間)
  • エクササイズ3―左脚 リバースランジからニードライブ(20秒間)
  • インターバル―休憩(10秒間)
  • エクササイズ4―左右交互のランジ(20秒間)
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サマンサ・クレイトン
ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。