新しい年を迎え、健康やフィットネスの目標について考えている人も多いのではないでしょうか。みなさんが実現できるようにいくつかアドバイスをお送りしましょう。

私が新年の目標を作る場合は、ヘルシーな行動のリストにします。多くの場合新年の目標は改善に向けるプロセス、例えば「もっと果物や野菜を食べるようにしよう」ではなく、改善の結果「体重を10kg落とそう」に焦点を当てがちですが、私のリストは改善に向けた具体的な行動の内容で組み立てます。ほとんどの人が実行できるような内容で、しかも健康的な自分に導いてくれるリストです。

目標を設定するときは結果(体型を絞る、より健康になるなど)を想定しつつも、現実的に実行可能で最終的に達成につながる具体的な行動について考えましょう。目的地ではなく道のりに目を向けることが大切です。

とにかく体重を落とすことだけに集中している人をよく見かけますが、早く結果を出すことだけを考えていると、毎日続けられない方法を選んでしまう可能性もあります。これは道のりに目を向けていないためです。

思い当たる場合は、体重計の目盛りによって進捗を測るのではなく、継続的に行っているポジティブな行動に目を向けましょう。健康的なライフスタイルに向けて毎日行動の改善を続けていれば結果は後からついてきます。行っているポジティブな改善の結果として日々の気分が向上していることに目を向けて、体型や体重計に現れる変化は付加的なボーナスとして捉えることが必要です。

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スーザン・ボワーマン
ハーバライフ・ニュートリションの栄養トレーニングのディレクター。管理栄養士であり、スポーツ栄養学を専門とした有資格者。