甘い物を少しでも食べてしまうと、普段のヘルシーな食生活がすべて無駄になってしまうと思っていませんか?

普段の生活でカロリーなどに気をつけていれば、たまに自分へのご褒美に食べたい物を食べたとしても問題はありません。週末のご褒美のために平日カロリーを抑え気味にするというのは計画的な良い行動です。

誘惑に駆られるのはなぜか?
そもそもなぜ誘惑に駆られるのかを考えてみましょう。食べる物の選択をストイックにしすぎていたり、食事を制限しすぎたりして、普段の食事で満足感を得られていないのではないでしょうか?平日がんばった反動で週末ちょっと羽目を外したくなるのでしょうか?ヘルシーな食生活から外れたくなる衝動を抑える方法の一つは、問題の根本を捉えて解決策を練ることです。

誘惑に負けてしまう最も一般的な原因は、極端にストイックな食事を続けようとしていることです。平日の間なんとかやり過ごせたご褒美として週末は羽目を外したくなる気持ちはわかります。

ですが、毎週末「ご褒美」として好き勝手に食べていたら、平日に積み上げてきた良い習慣を壊してしまうだけでなく、良い行動を高カロリーな食べ物で労っていることになります。そうするとやがて平日のヘルシーな食事はある種の苦行で、週末の高カロリーな食事が救いのような図式になってしまう可能性があり、長く続けていけるヘルシーな食習慣を作るのは難しいでしょう。

楽しみを計画する
うまく折り合いをつけてヘルシーな食習慣を築いていくには、何よりも適切な計画が重要です。計画的にカロリーを抑えて、抑えた分を賢く配分しましょう。

丸1日自由に食べるよりも、1回の食事の中に「ご褒美」を限定することをおすすめします。普段の食事では食べない特別な何かを食べるのと、丸1日食べたい物を何でも食べるのとでは大きく違います。中には食事制限のない1日がブレーキのない列車に相当するような人もいて、かなりのダメージを生むこともあります。

それと比較すると「ご褒美の1食」の計画はずっとコントロールがしやすい良い方法です。まずは1週間で摂取する総カロリーを決めます。次に週末のご褒美用のカロリーとして取っておく、平日は控えるべきカロリーを計算しましょう。計画するときは、いつどのような内容でカロリー配分するかをできる限り具体的にしておくと良いです。「平日はヘルシーな食事をして週末は豪華にステーキを食べよう」と言うよりも、「今週は平日に400kcal抑えて土曜日にお気に入りのレストランの大好きなアップルパイを食べよう」と自分に言い聞かせた方がうまくいく傾向にあります。

自分を労うことも大切
「ストイックすぎる食事が誘惑に負けてしまう原因」というのに心当たりがある人は、「体重を無理なくコントロールできている人は時々好きな物を食べている」ということを覚えておいてください。これは人生を楽しむためにも身に付けるべき大切なスキルです。常に完璧な食事をしようとするのはおそらく無理でしょう。例えば1日3食として、週に1食だけ「ご褒美」を設けた場合、21食のうち20食は「ヘルシーな食事」になりこれは比率としては95%に当たります。また、計画した内容に基づいて食べれば罪悪感なく楽しめるでしょう。せっかくですから綺麗にお皿に盛りつけたり、きちんと時間を取ったりして、その瞬間を特別なものにしてゆっくり味わいましょう。

+++++++++++++++
スーザン・ボワーマン
ハーバライフ・ニュートリションの栄養トレーニングのディレクター。管理栄養士であり、スポーツ栄養学を専門とした有資格者。